やる夫的ネット私事録

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原発割合検討と、エネルギー政策の問題点???


「原発割合20%以上」で検討へ 経産省 NHKニュース より

(※引用及び要約)
経済産業省は、電源をどのように組み合わせて将来の電力需要を賄うかを定める、いわゆるエネルギーミックスの策定で焦点となる原発の割合について、東京電力福島第一原発の事故が起きる前の水準から大幅に引き下げるものの、20%以上とする方向で検討を進めることにしています。

同省:2030年時点エネルギーミックスの策定に向け今週から有識者会議を開催

1・原発の割合をどの程度にするか、
2・国のエネルギー基本計画、原発を「可能なかぎり依存度を低減する」とする一方「重要なベースロード電源」と位置づける。

<重要点>

福島第一原発の事故が起きる前の原発の割合、28%から大幅に引き下げるものの、20%以上とする方向で検討を進めることにしています。

全文は下記URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150126/k10014956111000.html

【懸念される問題:福一汚染水処理断念】


福島第1の汚染水処理完了、14年度内を断念 東電 :日本経済新聞 より

東京電力は23日、福島第1原子力発電所のタンクにためた高濃度の汚染水を2014年度中に浄化する目標を断念したことを明らかにした。浄化装置の稼働率が上がらず、達成が困難だと判断した。5月には処理を終える見通しだが、達成にはなお不安も残っている。
(略)
福島第1原発では原子炉に冷却水を注ぎ続けており、放射性物質を含む汚染水となっている。汚染水は廃炉作業を阻む要因だ。保管用のタンクには22日時点で27万2千トンの汚染水があり、東電は3月末までに浄化するのは不可能と判断した。
遅れが生じたのは浄化装置のALPSが期待通りの性能を発揮していないため。広瀬社長は記者団に「稼働率が想定していたほど上がってこない」と語った。3基あるALPSがフル稼働すれば1日約2千トンを浄化できるが、東電によると現状で見込めるのは同1260トンにとどまるという。

全文は下記URL
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG23H7N_T20C15A1CR8000/

アルプスだけでは如何にもならないようです・・・】


東電・東芝の「ALPS」は、役に立たない | インタビュー | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト より

(※引用抜粋)
かつて東工大で原子炉工学研究所教授を務めた冨安さんは、東京電力が導入したALPSによる汚染水処理に疑問を投げかけています。

東電は現状の技術では除去が困難なトリチウムを除く62の放射性核種を、ALPSを用いて規制値以下に減らすとしているが、本当の狙いは処理後の水を海洋投棄することにあると思われる。しかし、現在の年間規制値の10倍にも達する大量のトリチウムが含まれているALPS処理済み水を海に捨てることは事実上不可能だ。トリチウムの生物学的毒性についてはさまざまな見解があるものの、無害ということはない。


冨安さんは、ALPSによる処理はコスト的に無駄であるだけでなく、危険だとも指摘しています。

ALPSは設備が大がかりになった一方で、最も重要なストロンチウム除去のための工程が合理的に設計されていない。
チタン酸塩を吸着材とする吸着塔の中で放射性ストロンチウムを吸着させることになっている。しかし、過度にストロンチウムを吸着した場合、放射熱と放射線化学反応(ベータ線が水に照射して水素を発生)による水素爆発のおそれがある。

東電とともに共同開発した炭酸塩沈殿法に勝る方法はないと思う。詳しい方法は後で述べるが、この方法は私が東京工業大学の原子炉工学研究所在籍時に東電から研究費を得て開発したもので、使用済み核燃料の再処理をすべて水溶液内で沈澱分離する方法だ。1997年の米国の原子力学会誌に学術論文が掲載されている。

汚染水が漏れた場合の緊急対策としては、撹拌させながら、①塩化カルシウム水溶液と塩化ストロンチウム(非放射性)水溶液の混合溶液の投入、②炭酸ナトリウム水溶液の投入という手順で対策を講じる。

原発事故から2カ月後の2011年5月には、清水正孝社長(当時)宛の書簡で、水溶液中で沈澱分離する方法として提案した。その後、担当者から「貴重なご提案ありがとうございます」という返事があっただけだった。今年4月には下河邉和彦会長にも書簡を送ったが何の返答もない。8月には田中俊一原子力規制委員長に、汚染水処理の緊急提案として意見書を送付したが、反応はなかった。

(なお、冨安氏の提案内容は、東京理科大学のホームカミングデー2013(10月27日開催)でポスター展示。また、9月25日の東電による記者会見で、相澤善吾副社長は「放射線量が高いために、タンク内でのそのような作業(=吸着剤の投入および撹拌作業)は困難」と説明している)

全文は下記URL
http://toyokeizai.net/articles/-/22253

【コストの問題は海外でも…】 


安全な原発は夢か 仏アレバの新型炉建設が難航 :日本経済新聞 より

(※引用抜粋)
フランスの原子力大手アレバが20年以上の歳月を費やして開発を進めてきた「夢の原子炉」が苦境に立たされている。名称は「EPR(European Pressurized Water Reactor=欧州加圧水型原子炉)」。航空機が衝突しても耐えられるという強靱(きょうじん)性や安全性をアピールして世界に売り込む計画だったが、2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故による原発ビジネスのダメージに加え、10年前に着工したフィンランドの第1号プロジェクトが難航。工事の遅延が会社の屋台骨を揺るがす事態に発展している。

EPRは「3.5世代」(または「第3世代プラス」)と呼ばれる原子炉。1990年代以降に設計され、事故で電源が失われても自動的に原子炉が停止する「受動的安全設備」を備えているのが特徴
基本構想では出力の大型化(出力160万キロワット級)をはじめ、高燃焼度による燃料利用率の向上(ウラン消費量は前世代プラントに比べ17%減)、原子炉寿命の長期化(第2世代炉の設計寿命40年に対しEPRは約60年)、長い運転サイクル(最大24カ月)、短い燃料交換期間(16日程度)などによって経済性を大幅に改善。ウランプルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の使用も可能

事故で炉心溶融メルトダウン)が起きても溶け落ちた核燃料は「コアキャッチャー」と呼ばれる巨大な受け皿に流れ込む仕組み。その上部にある貯水タンクは高温になると蓋(ふた)が自動的に溶けて弁が開き、その結果コアキャッチャーを水が満たして溶け落ちた燃料(デブリ)を冷やす機能がある。また、EPRが備える4基の主ディーゼル発電機と2基の副発電機はいずれも原子炉の向かい側に設けられた高気密防水機能が施された別の建屋に収納され、電源並びに原子炉冷却機能の喪失を回避する狙い。これらの装備は79年に米ペンシルベニア州スリーマイル島原発で起きた原子炉冷却材喪失事故を教訓に考案されたものだ。
01年9月の米同時多発テロをきっかけに航空機の衝突にも耐えられる強固な構造が求められるようになった。EPRの建屋の壁は強化コンクリート製で厚みは2メートル以上、その内側の格納容器の壁も同じ厚さとされ、全長73メートル・525人乗りの超大型旅客機「エアバスA380」が激突しても壊れない構造

実際に工事が始まると、どちらのプロジェクトもトラブルが続発する。
06年7月、打設するコンクリートに欠陥(水分含有量が基準より多かった)が見つかったほか、プラントの詳細設計や機器製造の遅れなどを理由に完成予定が1年ずれ込み、10年になるとTVOが公表。その5カ月後には冷却系配管が納期に間に合わず、完成は11年になるとされ、工期延長が繰り返された。

遅延の原因を巡って発注側のTVOと受注側のアレバ・シーメンス連合(発電用タービンはシーメンスが受注)が対立。作業の遅れによる追加経費の支払いについて争うようになり、08年にはアレバ・シーメンス連合が国際商業会議所(ICC)に仲裁を要請した。
昨年10月、アレバはオルキルオト原発3号機の完成が18年になるとの見通しを発表。総建設費は当初見積もりの約30億ユーロ(約4100億円)から現在では約85億ユーロ(約1兆1600億円)へと3倍近くに膨れ上がり、アレバが予想する完成時の損失額は約39億ユーロ(約5300億円)に達するとされている。

フラマンビル原発も似たような経緯で工期延長の発表を繰り返し、完成が大幅に遅れている。
遅延の理由は圧力容器の上蓋や内部構造に必要な部品の配送の遅れなどによるものであり、一連の作業の遅れは原子炉部品を供給するアレバに責任があると、EDFは強い調子で批判した。当初約30億ユーロ(約4100億円)とされた総建設費は約60億ユーロ(約8200億円)へ倍増すると見られている。

安全な原発は確かに高い。しかも、1基当たり1兆円を超える水準になれば経済合理性は際どくならざるを得ない。オルキルオトやフラマンビル、さらにヒンクリーポイントでの事例が象徴するように、世界の原発市場で純粋な民間企業は劣勢を強いられ、政府と一体化した中国やロシアの企業が一段と存在感を増していくことは避けられない。

全文は下記URL
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82205990R20C15A1000000/

f:id:sthya:20150126120727j:plain

<参考>


ゴルゴ13は原発事故を予言していた・・・名作「二万五千年の荒野」の凄さ - NAVER まとめ より

人が、これまで通りの豊かな生活を続けて行く為の…
試練の一つかもしれません。